2023.09.14
その他の情報
(保存版)失敗しない賃貸物件選び
みなさんブログを見て頂きありがとうございます。
今回は内見の際にどういう箇所を見たら良いかとか様々なことをお教え致します!
物件は、インターネットや不動産店でも物件の情報を見ることができます。
そこで、リアルに情報を知るためには「内見」が不可欠。
賃貸物件の内見は、引越した後で「失敗した」と後悔しないためにもです。
内見が重要なのはなぜか?
内見は、実際に部屋の状況を自分の目で見て雰囲気を感じ、引越し後の生活を具体的にイメージできる絶好の機会です。
インターネットや不動産でも物件の概要や外装・内装の一部を見ることができます。内見前にいいなと思っていた物件でも、実際に見てみたらイメージと違った、というケースもあります。
例えでいうと、物件全体の広さや間取り、設備や収納の数などは物件情報から分かります。画像が掲載されている場合は部屋の中のおおまかな雰囲気も分かるかもしれません。しかし、「実際に物件の中に入ってみてどう感じるか」「生活のイメージして動いた時、不便な点はないか」「画像に写っていない部分はどうなっているか」など、内見しなければわからない部分も多く存在します。ゴミ置き場や駐輪場など共用部分もチェックが必要です。
物件までの道のり(弊社TicTokなど参照)や物件周辺の環境は、実際に暮らすにあたって非常に重要になってくるポイントです。こうした部分も、内見前に一緒にチェックすることができます。
内見前に準備しておくもの
効率的に内見をするためには、事前準備が重要です。
物件の中を見ながら間取りの図面に部屋の幅や高さを記入していくためには筆記用具、メジャーが必要です。スマートフォンやカメラがあれば内装や外観を写真や動画で残しておくことができますし、日当たりを重視する方の場合は方位磁針(スマートフォンアプリなど)があると便利です。
内見後、そのまま入居申し込みに進みたい場合は身分証明書や印鑑なども必要になります。
物件までの道のり、駅からの所要時間をチェック
物件までの道のりや所要時間は、毎日の通勤・通学に関わる重要なポイントです。(弊社TikToK参照)交通機関を利用した際に物件まで、徒歩もしくは自転車などでどの程度時間がかかるかをチェックしていきます。
駅からの所要時間は物件情報の中に記載されている場合がほとんどですが、ぜひ自分の足でも歩いて確認することをおすすめします。時間をより正確に把握できます。
車が多く通る大通りなのか、裏道のような細い道なのか、坂が多いのか?
どの程度の人通りがあるか?街灯が多く夜道も安心して歩けるか?
などを自分の目で見て実感し、引越し後の生活をイメージしてみましょう。
玄関の広さとシューズボックスの内容量
チェックすべきポイントは「玄関の広さ」です。玄関が狭いと大きな家具家電の搬入ができない可能性があります。玄関のスペースや扉の開き具合をチェックしておきましょう。エレベーターがない、廊下が狭いといった場合も搬入に支障をきたす可能性があります。
シューズボックスの有無や内容量もポイントです。手持ちの靴と内容量があまりにも違うと、別途シューズボックスや収納場所を確保しなければなりません。女性は特に、ブーツやハイカットスニーカーなど縦に長い靴を多く持っている方は、型崩れせず収納できる棚の高さが確保されているかを確認しておきましょう。
各部屋の広さや窓のサイズも計測
各部屋の縦・横・高さの計測は、家具家電を配置する際に重要です。計測した数値をもとに具体的な生活シーンをイメージし、生活動線を意識した配置を検討しましょう。
窓のチェックも欠かせません。窓を開けた際に家具家電の配置や動線に影響がないか、対面する建物から部屋の中が丸見えになってしまわないかなどをチェックしておく必要があります。また、今使っているカーテンをそのまま使えるかどうか計測しておきましょう。引越しに合わせて新しくカーテンを購入する場合も同様です。
居室の空調や換気機能も確かめる
エアコンが備え付けられている場合、古過ぎる機種は電気代がかさみやすくなるため、年式を聞いておきましょう。エアコンが付いてない場合は設置できるかどうか、室外機の置き場所があるかどうかも確認しておくと良いでしょう。
また、居室に湿気がたまると過ごしにくく感じたり、カビの原因にもなります。部屋の換気がスムーズにおこなえる換気扇の有無もチェックしましょう。
コンセントの位置や数もメモしておく
コンセントは、位置と併せて床からの高さも測っておきましょう。
コンセントの位置次第では、想像していた通りの家具の置き方ができないことがあります。居室だけでなくキッチンやトイレ、洗面室なども確認を忘れずにしましょう。また、家電製品やデジタル機器を多く使う方はコンセントが足りなくならないよう数の確認もしておくと安心です。コンセントが足りないと、延長コードを使うことで見た目を損ねたり、小さいお子さんがいる場合は転倒の原因となる可能性もあります。
クローゼットは収納量&収納の利便性をイメージして
クローゼットは、手持ちの服やバッグ、小物類などが十分に入る収納量があるかがポイントです。見た目で全体的な広さを把握するだけでなく、高さや奥行きを計測し、持っている服や靴箱などの荷物が問題なく収納できるかチェックしましょう。
ベランダは実用性と防犯面を吟味
ベランダは、洗濯物を干すのに不便がない実用性に加え、防犯面での不安がないかも確認しましょう。
週末にまとめて洗濯する方や家族が多い場合は、ある程度長い物干し竿が使用できるスペースが必要です。干せるスペースがない場合は、浴室に干せるかどうかや浴室乾燥機が付いているか見ておくのをおすすめします。
防犯面に関しては、隣接している建物や電柱から侵入されたり、向かい側の建物から覗かれたりする危険性がないか、ベランダに出て周辺を見ておくと安心です。
キッチンは使った時のイメージも
キッチンでの動線、使い勝手をシミュレーションするために、主に以下をチェックしておきましょう。
調理台のスペースが十分に確保されているか?
ガス台と流しの位置関係(左右が逆だと使い勝手が変わる)
コンロはIHかガスか。何口設置されているか?
手持ちの調理器具や調味料が収まる広さや形状の収納があるか?
調理家電やごみ箱がうまく配置できるか?
上記を踏まえて、料理する際の動線に不都合がないか?
冷蔵庫の設置場所に関しては、扉の開閉を想定したうえで計測する必要があります。
冷蔵庫上に電子レンジなどを置きたい場合は、高さの計測も忘れないようにしましょう。
浴室はカビにくさと掃除のしやすさを
カビにくさや毎日の掃除の手間を考えると、湿気が取り除ける換気扇は必須です。塩素系の洗剤を使うような場合も考えれば窓も設置されていたほうがより安心ですが、外の景色を確認し、防犯面で心配がないか見ておきましょう。
洗濯機置き場は洗濯物を運ぶ導線も視野にいれて
洗濯機置き場は、脱衣所からの動線に不便がないかチェックしておきましょう。
ドラム式洗濯機は思いのほか場所を取るため、今使用している方もこれから購入予定の方も、設置場所の計測は正確におこなっておきましょう。
トイレはトイレタンクの中の汚れもチェック!
トイレは、タンクの中もチェックしておきましょう。外側が綺麗に清掃されていても、内部に汚れやカビが残っている場合があり、嫌な臭いやハウスダストの原因になる可能性があります。
ゴミ置き場や駐輪場など共用部分も見ておこう
ゴミ置き場や駐輪場などの共用部は、物件の管理状況を判断する上で大きな材料になります。整理清潔に保たれているか、忘れずにチェックしておきましょう。
ゴミ置き場は、敷地内外どちらにあるかによって捨てやすさも変わります。忙しい方や不規則な仕事の方は、24時間捨てられる敷地内ゴミ置き場がある物件が良いでしょう。
騒音や通信環境についても聞いておく
隣や上下の住民の生活音がどの程度聞こえるか、周辺環境が騒がしくないか、実際にチェックしておきましょう。大通りに面している場合や子どもが多いエリアでは、時間帯によって騒がしく感じるかもしれません。生活音を気にする場合は、他の入居者が帰って来る夜の時間帯に内見するのも一つの方法です。
インターネット回線については、物件に導入されているか、ない場合は自分の好きな回線を引けるかを不動産会社に聞いておきましょう。スマートフォンは部屋によって電波レベルが変わる可能性もあるため、各部屋で状況をチェックしてみましょう。
自分で取り付けないといけないものがないか確認
エアコンや照明、コンロなど、自分で取り付ける必要があるものをチェックしておきましょう。コンロは、都市ガス・プロパンガスなどによって購入すべき商品が変わってくるため注意が必要です。
また、ウォシュレット(温水洗浄便座)を利用したい場合は入居後にウォシュレットの設置を検討できるかなど、トイレも忘れずチェックしましょう。
病院や薬局は近くにあるか
急な体調不良のとき、近くに診てもらえる病院や調剤薬局があると安心です。風邪やインフルエンザに対応できる内科、治療が長引きがちな歯医者、お子さんがいる場合は子どもの急な発熱などに対応できる小児科や休日・夜間診療のある病院などが近いと安心です。
郵便局や役所までのアクセスは良いか
生活におけるさまざまな手続きなどは意外と時間が取られてしまうもの。郵便局や役所は、日常的に利用する機会がなくても近いほうが便利です。
騒音はないか、治安面で気になるところはないか
周辺の治安も物件選びの重要なポイントです。物件のエントランスなどに設置されている掲示板は、物件や周辺で起こり得るトラブルを把握するのに役立ちます。もしも注意書きなどの張り紙があまりにも多い場合は注意が必要です。
また、何かあったときに駆け込める交番が周辺にあるか、街灯が十分に設置されていて夜道も安心して歩けるかもチェックしておきましょう。
入居してから後悔しないためにも、弊社ではTiKToKなどによる動画でご紹介をさせて頂いております。
やはり内見で自分の目で見て体感することも大切です。
他人にとってプラスとなるポイントでも、自分の生活スタイルや好みに合わなければ意味がありません。
あくまでも、「自分にとってどうなのか」という視点をもって判断するようにしましょう。